2010-05-20 筑波山の風景<9> 護摩壇 筑波山の風景 <筑波山の風景・9>護摩壇筑波山には、その東・南・北の三面に190余所の霊場が定められている。これは、知足院開山徳一大士が、筑波山下に錫を止め、筑波山神社の二神を仰いで入山したのが延暦元年(782)当山の神窟・霊泉を教示したことに由来する。いまでも8月下旬に神窟講社によって昔ながらの禅定が行われている。修験者として、装束に身を包み訪ね歩く。筑波をより知るために、経験するのも一考である。護摩壇はそんな数ある霊場のひとつ。筑波の神に参るに外すことの出来ない場所であろう。sak