2007-01-01から1年間の記事一覧
2007/12月上旬 八ヶ岳・大同心南稜 言葉 「苦労は買ってでもするもんだ」 良く親父に言い聞かされた言葉の一つである。 「昔は学林のバス停から歩いたもんだ」というのは諸先輩方からの言。 八ヶ岳今昔。果たして・・・。 12月。暦の上では冬山のス…
2007/11月上旬 越後・御前ケ遊窟 構図 御前ケ遊窟の話を聞いたのは、たしか4年前。 奇岩、幽、窟、石橋に目のないさかぼうには是非行ってみたい場所の一つになった。 このテの山のシュチュエ-ションは重要だ。 まず季節は秋。あわよくば錦秋のなん…
2007/10月中旬 御座山北西稜 事情 Mさんからメ-ルが来た。 「急だけど明後日、御座山に行ってみるかい?」 もちろん二つ返事。 何といってもこのたびの山行は、ありがたいことに平日山行なのだ。 なぜMさんが平日山行が可能であったのか、いろいろ…
2007/9月上旬 水無川・デトノオオナデ沢 妄想 朝。台風一過のなんとやらを期待していたが、生憎の霧雨模様。 幸い水量は、ほぼ平水。 デトノオオナデ沢は下部の大滝と上部のスラブ登攀が魅力。 沢といいながらもザックの中にはフラットソ-ルを忍ばせ…
2007/8月中旬 奥利根・利根川本流 源流 神龍の源、鱗の落とす一滴はどんな味がするものだろう。 利根川は、坂東太郎とも言われた関東の暴川。 遥か上越国境・大水上山に源を発し、関東平野を流れ、銚子で太平洋に注ぐ 国内屈指の大河である。 その下流…
2007/8月中旬 奥秩父・豆焼沢 不遇 「不遇の沢」さかぼうにとって、豆焼沢はこんなイメ-ジが強い。 沢自体、何の不遇も遜色も無い。むしろ奥秩父の美渓で知られる人気ル-トであるからだ。 なぜそんなイメ-ジがあるかと言えば、山行計画に度々挙がる…
2007/6月中旬 谷川岳・変形チムニ- 入梅 「変チ」がいた!三人パ-ティ-! 前夜、登山指導センタ-に山行計画を提出し終えた時のパ-トナ-のひとことだ。 入梅にもメゲず、計画を諦めなかった甲斐はあった。嬉しい誤算で梅雨のハシリに晴れをもたら…
2007/5月中旬 泙川・小田倉沢 難航 2007・沢シ-ズン初めのル-ト選考は難航した。 候補に挙がったのは実に10を越えた。 大常木谷、小常木谷、和名倉沢、大黒茂谷、小室川谷、豆焼沢・・・。とはいえ、今の心境に響く水線が 見つからなかったコ…
2007/1月上旬 大菩薩峠 初詣 謹賀新年・2007年明けての初詣はここ数年、近所の女化神社と定番化しつつある。 しからば新年明けての山詣はと問われれば、ここ数年の流れから八ヶ岳となるはず。 が、しかし。 冬型に押され押されて、山行計画もずず…