ACC-J茨城 山岳会備忘録

山でのあれこれ、便りにのせて。 ただいま、ACC-J茨城では新しい山の仲間を募集中です

実川・赤安沢~トヤマ沢~赤安田代

2025/5/27 実川・赤安沢~トヤマ沢~赤安田代、赤安小沢下降


七入から実川右岸の林道を歩く

入口で鍵かかけられていて車は入ることはできない
2年前に崩壊していた場所は車が通れるほどに修復されていた
おそらく、この先にあるアンテナ(無線中継所)のために工事したのだろう

それにしても、実川の水量が多い
笹濁りに白波が目立つ
同行のyukさんは少し不安顔

雪の多かった今シーズン
御池から沼山峠まで、バス開通も例年よりひと月ほど遅れたらしい
実川を渡れなかった場合のサブプランなどを考えながら歩を進める

1時間半ほど歩いて、実川に下る
やはり水量は多い
しかし、どうにもならないほどじゃない
川岸を歩いて、時に巻き下る
必要最低限の渡渉をして、赤安沢出合

こちらも水量多めではあるものの、本流ほどではない
最初の滝場を右岸の岩から取付いてやり過ごす

ゴーロ帯を行くと右岸から赤安小沢に出合う
そこからわずかで8mX滝

なかなかの迫力で、水量が多いためかXというよりはY滝になっている
ここから始まる滝場は左岸から巻く

次の滝場は右岸から巻く
過去の記録から懸垂下降も想定していたけど、斜面を拾ってロープを出さずに下ることができた

この先の滝場も概ね軽く巻くことができる
複合的な沢登を求めたならば、少し物足りなく感じるだろう

右岸に小さな流れを見ると崩壊地帯に入る
ふんわり硫黄臭も漂う

右岸からトヤマ沢が出合い進路とする
トヤマ沢は特に難所なく、淡々と高度を上げる
しかし、やはり雪は多い

小さなブリッジを行くにしろ、流れを行くにしろ足が非常に冷える
痺れて感覚がなくなるほどで、出来るだけ地面や岩を繋いでいく

倒木帯を過ぎると源流の雰囲気
目的地は近い


森に佇む湿原
一筋の流れ

鹿の群れが湿原を駆ける
遠くでこちらの様子を窺っている
しばらくすると甲高い鳴き声が響き、群れはまた駆ける

自然の営みは、何故こんなにも沁み入るのか


下降は赤安小沢
上流部は雪に埋もれているため、しばらく左岸尾根を下ってから沢床に復帰する

 

淡々と下ると赤安沢の出合う直前に一つだけ滝場がある
水量も多いのでクライムダウンは回避

右岸立ち木からの懸垂下降もできるが、流れが左に湾曲していることから左岸コルへ巻き上がってみることにする

そこからは懸垂下降30m(30mロープで2回懸垂下降)で沢床に復帰
するとわずかで赤安沢に合流

実川本流までも一投足
林道までは軽い藪漕ぎで上がることができる

心に残る一場面
山谷を巡り、湿原を訪ねる

七入への道中、余韻を楽しむ


sak


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